2006年02月27日
ホームシアターといえば劇場さながらの臨場感で映像や音楽を楽しめるプライベート空間での最高の趣味といえるのではないでしょうか。
映画文化が広がり、パッケージメディアがレンタルや販売で普及したことで、家庭で映画を楽しむのが一般的になっています。また、より臨場感のある、劇場のような雰囲気で映画を楽しみたいという人も増えていることでしょう。音楽を楽しむ場合でも、ライブ感あふれるサウンドを映像と共に視聴することで、あたかもコンサートホールでステージを観ているような感覚になれる。そんな素晴らしい世界を実現してくれるのがホームシアターです。
ホームシアターは自宅にいながら、劇場さながらの映像・音楽への「没入感」を与えてくれる仕掛けです。その目的に最適なのがフロントプロジェクターとスクリーンの組み合わせです。
液晶テレビやプラズマテレビが随分と大型化し、大きいものでは65型というものも出ています。しかし、これ以上大きい薄型テレビはありません。ところがホームシアター用のスクリーンは80インチ以上が主流で、大きさの面でテレビを圧倒的に凌駕しています。
また、テレビはあくまで「放送メディア」、つまり日常的なテレビ番組やニュースを見るためのディスプレイです。つまり「非日常」の作品である映画や音楽ライブ作品を鑑賞するために、意図されているものではないのです。ですから、ホームシアターならば、ぜひスクリーン型をお勧めしたいのです。
ホームシアター用のプロジェクターといえば昔は数百万の投資が必要で、非常に高価なものでしたが、今ではその10分の1の値段で良いものが購入できるため、かなり敷居が低くなったのではないでしょうか。
そこで今回はホームシアター機器の選び方について説明したいと思います。
まずスクリーンについてですが、大きく分けて「天井取り付け式」「張り込み式」「立ち上げ式」の3方式があります。
初めて導入される方には「立ち上げ式」がお薦めです。「天井取り付け式」は設置の手間がかかりますし、「張り込み式」は後ろの壁が使えなくなるという点で、「立ち上げ式」よりも制約が多いためです。床に置いてスクリーンを上げて出す「立ち上げ式」は見たいときに使う事ができるので、設置の手間も少なく、利用していない時はスクリーンを収納すればOKです。片付けられるため、本棚の前などでも問題なく使えます。
次にプロジェクターについてですが、昔は「ブラウン管型」が主流でした。「3管型」といってRGB(赤・青・緑)の投映映像をスクリーン上で合成してフルカラーを得ていました。この合成の手間がけっこうたいへんでしたね。今でも「温かみのある映像」として好まれる方もいますが、一般的には「画素型」が主流です。
「画素型」には「透過液晶型」「反射液晶型」「DLP型」の3種類があり、それぞれ映像に特徴があります。
簡単に特徴を紹介しておくと、「透過液晶型」は古くは荒い感じもあったのですが、今ではそれも少なくなり、くっきり、しゃっきりとして、明るくて快活な印象を与えます。「反射液晶型」は高精細画像が得意で特にフルハイビジョン映像では抜群の表現力を見せます繊細な映像も楽しめます。「DLP型」は黒が締まり、コントラストが明確です。迫力のある映像が楽しめます。これらのインプレッションは人によって好みが分かれますので、ショールームなどで実地体験し好みに合うものを購入される事をお薦めします。
「液晶投影型」ではサンヨーを初め、松下、エプソン、ソニーから良い製品が出ています。また、「反射型」ではビクターやソニーが有名です。「DLP型」は国産ではシャープと三菱が優れた製品を出しています。
是非、この機会にホームシアターをしつらえて、贅沢な「非日常」を楽しんでみてはいかがでしょうか。




